歴史
日本リアリズム写真集団は、1963年12月27日に40名で創立され、発足して数年のうちに、リアリズムをめざすわが国の代表的な写真家、写真評論家を結集する創造団体となりました。それ以来、全国各地に支部を結成するとともに、写真集団の趣旨の立場から、40年以上にわたって創造運動をすすめてきました。
この間、会員は、広島や長崎の被爆、四日市や川崎の公害、ベトナムやつい最近のイラク戦争報道、炭坑・エネルギー問題、環境破壊、農業・食糧間題、教育・福祉間題など生活に密着した日本と世界のさまざまな問題をとらえた、それぞれの時代を代表する作品を生みだしてきました。